時は流れ、 とうとうバレンタインの日になった。 その日はあいにくの雨。 でも天候なんか関係ない!と自分に渇を入れて学校に向かった。 その日は授業も上の空。 ようやく放課後になり、 帰りの準備を急いだ。 その日はみんなで公園に集合して、それぞれ男の子を待っていたな。 「わりぃ!遅くなった」 そう言って来た葎達は雨の中自転車で全身びっしょり濡れていた。