Diamond devil 2

 
「ハル?」


何気なく名前を呼ぶ。

不思議そうに顔を上げた瞬間。


その唇に、私のそれを重ねた。


どうよ。
私だってやられっぱなしじゃないんだから。

 
挑戦するように睨むと、今度はハルに逆のことをされた。


「ナマイキ…」


そう呟いたハルの顔が、若干、赤かったのは、私だけの秘密にしておく。








そう。
きっと。

この気持ちを、『愛しい』と呼ぶんだろう。




Fin.