「ナ〜ナ! いつまで入ってんの?」 アカリの声がして 我にかえった。 昔のコトを考えるのは やめようと決めたのに。 「今でるよぉ!」 なんかアカリってお世話やきタイプ…。 でもこの寮にはそういう人が必要なんだよね。 アカリがいなきゃ めちゃくちゃになってるよ、この寮。 そんなコトを思いながら バスルームを出て急いでルームウェアに着替えた。 はぁ、一気に疲れがでてきた。 よし、もう寝よ。