「ご当地キャラも大集合……?」
そう書かれた横にカワイイキャラクターの着ぐるみが写っている
「ほら…さっき、くまの着ぐるみに興奮してただろ?
きっと美夢、そーゆうの好きなんじゃねぇかな、って思って」
「…………」
なんか、すげー!
「…な、なんだよっ」
恥ずかしそうにそっぽを向いてしまった
「尊敬中~♪」
「はぁッッッ!?」
―なに言ってんだコイツ。
みたいな感じで、ゆきは眉をひそめる
「ゆきって、何だかんだ言って…美夢ちゃんのこと見てるんだね。」
「…………っ」
「顔、赤いけど?」
「…ッッッ!!!!るせぇー!」
ゆきはそう言うとズカズカ歩いて行ってしまった
「恥ずかしがることないのにぃー…
…ってか、行っちゃったし。
待ってよー…
……
こらぁーーー!!!!」
「きゃあーぁいっ♪」
「美夢ちゃん…なぜこの状況で喜ぶの?」
「きゃあー?」