そう。架の目に映っているのは白河馨。


可愛いし元気もいいし面白いし、短所なんて馬鹿なとこ位。


そして、夏休みに入るちょっと前位。


ある事件が起きた。


それは、私の大親友の夏川里奈が架とメールしていたのだ。


いろいろと相談を受けているらしい…。



そして、馨ともメールしていた。


相談していたらしい…。



でもそれに気づいたのはもうほんの少したった時だった。


私はその夜、目から沢山のしょっぱい雫を出した。


夜ご飯も喉に詰まるほど…。