「私の…知ってる人…とか?」


知ってるも何も…
お前だし。


キィ~ンコォ~ン
カァ~ンコォ~ン♪

ナイスなタイミングでチャイムが鳴った。


助かった…またもや恋愛の神様とオヤヂに助けられた。



まさか…



『お前が好きだよ。』



なぁ~んて言えねぇよなぁ~。


「野久保!
何を一人でニヤついているんだ?」


「すんません…。」

怒られたり、ウキウキしたり、落ち込んだり……恋をするとホントに忙しい。