「陸!
いつまで寝てるの?遅刻するから、早く起きなさい!!」



ボフンッ!!



布団越しのパンチが炸裂した。



「…ったいなぁ。
静かに起こせよな?」



ムクリと、まだ半分寝てる体を起こした。


「静かに起こして欲しかったら、自分で起きなよ。」


「てか、神聖なる男子の部屋に無断で入るなよ。」


反撃する俺。


「神聖な?
ったく…お父さんみたいな事を言う。

いいから早く起きな!!

マヂ遅刻するよ?」


時計を見ると、家を出る10分前…。


「わああああ!!
ヤベェじゃん(>_<)」