「羚音、ほら手をかせ。」 狂気の笑みを向けて聖が手を差し出してくれた。 「聖さん……ごめんなさい。」 羚音は、言って手を取らず下に降りる。 「羚音っ!!」 「ッ!!」 羚音は、崖を滑り降りて行く。 ザシュッ! 「あぁぁぁっ!!」 崖に飛び出していた木に背中が裂く。 羚音は、耐えながら下の山道に倒れた。 「くそっ!!」 聖は、別に降りて行く事にした。 「おやおや、お爺さん。」 「どうした?早く帰らんと煩いぞ。」