真矢は、手紙を読む。 「―お父さん・お母さん・棗へ 勝手を許してください。 この家で私は、多くのモ ノを貰い 倖せでたまりま せんでした。 しかし…私は、愛する人 の為…犠牲になろうとする 人の為に身を隠そうと思い ます。 愛する彼には、輝ける未 来がありいい先生でいて欲 しいのです。 犠牲になろうとする人に は、倖せになってほしい。 その為には、私が彼のみ んなの傍に居られない事を 痛感しました。