――「落ちた…」


私の名前は宮崎乃愛

世間一般でいう受験生。
推薦受験で高校に行きたかった私は見事に落ちた――


あまりのショックでどうでもよくなった私は隣町のヤンキーの連れに電話をした。



「もっしー★美世ー?明日遊ぼぅや」

美世・最近仲良くなった友達。
キンパギャルだよ。
超可愛い!

「あいてるでぇ!ほな1時にファミマな」

「了解」


はぁーっとため息をついた。
その時、大好きな歌が部屋に鳴り響いた。