「何で隠す必要があったのさ」

「…私が、姫だと知ったら…貴方は、きっと早く帰った方がいいと言ったでしょうね…」

「メル…」

「姫様、この僕が来たからには、もう大丈夫です!さぁ…帰りましょう」

ルキトが、そう言って腕を掴むと、メルメルは振り払うと叫んだ。


「私は、帰りたくありません!…」

「姫様…でも、マール星の後継ぎの貴方が…」

「妹や、弟が居ます!…貴方、1人で帰って下さい」

そう言って目を伏せた…その瞳には、うっすらと涙を浮かべていた。