【美砂 side】 どうしよう… 勢いで逃げてきちゃったけど… あたしはあの後女子トイレに逃げ込んでしまった。 蓮さんにとって私は邪魔者なのかな… そう思うと目に涙が溜まってきた。 「うぅ…グスッ。」 バタバタ…! 女子トイレの外で慌ただしい足音が聞こえた。 「美砂ちゃん!!いる!?」 慌ただしい足音の正体は瑠璃華さんだった。