「潤、あとは頼む。美砂を探してくる!」 「了解。」 俺は走り出した。 美砂…美砂…! 社長室、仮眠室、各部署を次々に回った。 でも美砂はどこにもいなかった。 「社長?どうしたんですか?そんなに焦って…」 「澤野…美砂がいなくなったんだ。」 「え!?あたしも探します!」 「悪い、頼んだ。」 美砂…どこにいるんだ…?