ココロの鍵




「あれ?美砂ちゃんどーしたの?」



潤さんが声をかけてくれた。



「あ…あたしいつの間にか寝ちゃって…。蓮さんのところに行こうと思って社長室に来たんです。」


「そっか!なら早く入ろうよ♪」



ガチャッと勢いよくドアを開けた潤さん。



「潤お疲れ。あれ、美砂?」


「さっき起きて…。」


「ドアの前で見つけたから一緒に来たんだ~♪」




あー…

蓮さんの顔がまともに見れない……