「そこにいる子のしゃべり相手をしてほしいんだ。」 蓮さんがあたしをチラリと見る。 「え、え…?社長の子供さん!?」 「アホ瑠璃華、蓮のいとこだよ。」 あ…あたしは蓮さんのいとこっていう設定なんだ! 「女同士のほうがしゃべりやすいと思ってね、、隣の部屋で話しておいで。」 「わかりました!じゃあ行こっか♪」 瑠璃華さんはあたしの手を引いて、社長室を出た。