REAL HOPE Ⅰ




いつものようにあの店に向かっていといきなり掴まれた肩



「こんな日に女がいるなんて珍しいじゃん。」



ニタニタするように半笑いする男が三人…



「なに?さわんないでよ」




あくまて強気な私はヒールで男の足を蹴飛ばした。



「いってぇな!てめえ襲われたいんか!!」




はぁ?あんたたち元から襲う気で私に触ってんでしょうが



「さわんないで!」


次に鞄で男の頭を叩くともうひとりの男が私の両腕をつかみあげ、太ももに手をすりよせた




鳥肌かたつのと同時に恐怖が私をおそう。

犯される…



「こんな日に女が一人で出歩くなんて馬鹿だな。あいつらがいない日に出歩くなん…」



そう男が言いかけた時には私の腰はいきなり後ろに引かれていて



「だから言っただろ。この街には近付くなって」


色気のある低音ボイス


ささやいただけなのに良く通る声



「…レツ」