「お前変わったよな」 こっちをジーっと見つめるミサキ。 「え?」 私は教科書から視線をかえた 何、デブった? 身長高くなった? 「表情豊かになった。」 「まぢ?」 自分ではそんなの特に気にしてなかったけど…ミサキいわく微妙に変わったらしい あくまで微妙にらしいけど… 「あいつも変わった」 「あいつ?…」 そうミサキが言うあいつとは誰の事なのだろう でもその続きをミサキが言う事はなかった 私を見つめるミサキを見つめ返していると何かが引っかかった。 でもその何かを思い出す事はできなかった