翔梧の隣には男の子が一人。その周りを囲むように数人の派手な女の子たちが歩いている。道路脇でそれを見つめる生徒たちがいて、他校の制服の子たちもいた。 「翔梧、ただでさえ目立つのに、読モでたまに雑誌に載ったりしてて、出待ちみたいに他校の子までいるの。バカみたいでしょ?」 吐き捨てるように言う。 「周りにいる女たちもファンクラブとか言ってバカッぽい女ばっかり。みんなヤり捨てられるだけなのに」 その時、一ヶ月ぶりに見る翔梧の顔がこっちの方を向いた。思わず公園の植木の影に隠れる。