運命の糸

【脱出の糸ー15】



そんな真剣さに
礼子は真剣に答えて
あげた。







「あの占い?
ああ、当たってるわ!

私のことピタリと
言い当てるなんて、
小生意気だわ!

今度
ネギ投げつけてやる!」







これでも真面目に答えた
つもりである。







「で、でも今は
当てられても
未来までは
当てられないと思うな~

うんうん」







朋樹は自分で自分を
言い聞かせるように
言い放った。







だが…
そんな健気な子に対し、

礼子は悪魔の言葉を
かける。








「あ~~他の霊達がね
君の死相見えるって★

やっぱり死ぬみたいね!

でも大丈夫!
死後の世界も
面白いよん!!!」







うう…礼子さんまで
そんな…








余計に絶望…







本当に…もう駄目かも…









「俺なんて…
もう死んでもいいや…」







すると礼子は
朋樹をキッと睨んだ。








「ばか~~~~!!!」







バチーン!








頬を叩かれた。








「そんなこと言ったら
ダメでしょ!!

死んでいい人間なんて
いないんだよ?

占いごときに
何へたれてるのよ!
男の子でしょ?!

私達には前に進む
力があるんだから!!」







正しいことを言う礼子。







「え…う、うん。
はい…」








何で俺この子に
ビンタされたん
だろう…?








散々突き落として
希望を失ったら
正論を吐く礼子…








とんでもありません