運命の糸

【真実の糸ー24】




「…!!
そっちは深い穴がある
排泄口…!!

や、止めなさい!!」







この奈落へ
落とすつもりか…!!







抗えど抗えど、
力は弱まることはない








「…悔やむことだね。

一人くらいの霊なら
アンタの力で
ふりほどけたかも
しれないけど、

ちょっと
やり過ぎたみたいね」







命を弄んだ分
その数は勢いを増し、

手に負えないまでに
なっていた。






会長は霊に引かれ、

落ちる淵のとこで
ギリギリ頑張っているが

もはや限界が見え始める








「…それじゃあバイバイ
ちゃんとあっちの世界で
霊務するんだよ?

何だったら
教えてやるから。

キャハハ!!」







それだけ言い残し、
礼子は
完全に去ってしまった。







それを待ってくれと
言わんばかりに
会長は手を伸ばす。







「や…助け……
お願………

あ!!!!!!!」






ついに
引っ張りきられた会長は

バッと
宙に身が飛び出した。







「きゃあ゛あ゛あ゛あ゛
あ゛あ゛あ゛あぁぁ~~
~~~~~~~~~!!
!!!!!!!!!!」








そして、
声だけを響かせ、

暗い暗い
闇の底へと

その身を消して行った…