運命の糸

【真実の糸ー19】




ドゴン!!!!!!!!!






最初は何かと思った。







急に光に包まれたと
思ったら、

鼓膜が破れるくらいの
強大な爆発音が
部屋を包んだ。







ガスが漏れ、
ショートしている
電気機器に触れ
爆発を引き起こしたのだ







ゴゴゴゴゴ………







倒れひしめく音を耳にし

とっさな事に対し
全員はうずくまっていた







「みんな…大丈夫か…?」








幸いなことに、
螢達はドアの近くまで
来ていたので、
爆発の衝撃はなく
全員無傷で済んだ。






だが部屋全体は先程と
ガラリと違った
変わりよう。







メラメラと
あちこちから
炎が燃え上がる。







「おい、アイツは…!」







螢はさっきの場所に
倒れている永斗を
気にして
助けに行こうと飛び出す

…が、その腕を
祐平に捕まれてしまった







「無理だ!!
間に合わない!!

ウチらまで死ぬぞ!!」







無理やり引っ張り、
みんなを部屋の外に
追いやった。







それ程までに、
充満しているガスは
危険と
判断したのであった。







冷たい言い方だが
死んで当然の三人。






永斗と会長
その秘書黒川を後に離れ

全員は長い長い廊下を
駆け抜けて行った