運命の糸

【真実の糸ー18】




人間の………可能性…?







白井の言葉に
会長自身
信じられないと思う事を
言われた。







そんなもの……







そんな形がない
ワケの分からないもの…


認めるわけには
いかない…







しかし、
現に予知とは違う行動を
まざまざ
見せつけられれば

認めざるを得ないかも
しれない。







そんな放心状態の
会長に対し、
他の者達も口にした。







「人間てのはな
思わぬとこでパワーを
出すんだ。

それこそ科学じゃ
証明できない。

ババア…
それを覚えとくんだな」







螢はそう言うと、
続けて礼子も同じ意見を
出した。







「そうそう!
あたしの頭ん中を
計算しようだなんて
100年早いのよ。
出直しといで小娘」







どちらかと言うと
小娘はお前だろ…

と礼子の言葉に
突っ込まず
祐平は全員に声をかける







「ねえ…みんな!
そろそろヤバいって!
煙に囲まれるよ!!」







気付けば、
すぐそこまで
ガスが迫ってきていた。







一息でも吸えばアウト…





直感的に悟った
祐平の脳は
部屋のドアまで
その身を走らせた。







「みんな!!
早くここから!!

逃げるんだ!!」







命の危機を感じ、
全員は
外に出ようとする。







だが、
全員が部屋を出る前に、

近くにあった機器が
大爆発を起こした……