運命の糸

【研究所の糸ー21】



倒れた2人を隅に運び、
三人は
コントロールパネルの
前に立った。








様々なスイッチがあり、

「ガス排出」

「全解放」

「緊急停止」など

触ったら
危険そうなのも存在し、

うかつに
手を出すものでは
なかった。







「さて…どうする…?
騒ぎでも起こすか?」







螢がそう言いながら
コンコンと機械を叩く。







どの部屋にも通信施設が
見当たらなかった三人は

騒ぎに乗じて
研究員と共に島を
脱出することを
考えていた。









「いいんじゃない?」








他に
方法はないのだからと
祐平も了承していた。







ただ永斗だけは
どうゆうワケか
何も口を開かなく、
沈黙に徹していた。






「……じゃあ決定だな」








螢は機械をチラリと
見ると
クビをコキッと鳴らす。








そして
そのまま
いかにも危険そうな
ボタンを
勢い良く押したのだった