『…ん……』 目が覚めると、室内は微かに入ってくる光りでちょっとだけ明るかった。 隣を見れば、すやすやと寝息をたてる冬可の姿。 『……ふふ』 目が覚めて隣を見れば好きな人。 …こんな幸せに、自然と笑みが零れる。 余韻に浸っていると、小さく寝返りを打った冬可が目を覚ました。