…多分、いや絶対。 ココは冬可の寝室だ。 閉められているカーテンも、壁を覆っている壁紙も。 全てが闇。 そこのちょっと歩いたとこにある、またもバカでかいベッドに、フワ…と降ろされる。 降ろされて、「…いい?」憂いを帯びた…でも優しい、そんな表情のまま耳元で囁かれた。