走り去ってしまったベンツを背中に、目の前には超高層ビル。 『…どうしたの、ココ』 今日はわざわざここに泊まるのだろうか? 家に連れてってくれればいいのに…。 そんな疑問も、「俺ん家」という冬可の言葉に、全て頭から取っ払われた。