…――幸せだ。 あたしは何よりも強く感じた。 『緋舞は本当、冬可に似てるよね。』 「…そうか?」 舞が病院に来たとき、言っていた言葉を思い出す。 [――…女の子は冬可さん似ね。] よく見れば、確かにそうだ。 と、納得する部分が多々あった。 『目とかそっくり……ふふ』 「…俺に似たら大変だ」 …本人の無自覚は、まぁ…しょうがないとして。 冬可は気付いてないのかな? …自分が今、どんなに優しい目をしてるのか。 『鼻もかな』 「…鼻なんてみんな同じだろ」