あたしの、主語のない言葉。 でもそれは…あえて、わざと、だった。 「…う、うん」 「…おう」 …通じて良かった。 ふたりの返事をちゃんと聞いたあたしは、大声で叫んだ。 『ヒマリュウ2代目総長は、舞と恭哉ー!!!!!』