『……?』



部屋に入ったあたし達は、未だに手を繋いでいる状態。

外の喧騒とは裏腹に、…室内には静寂が訪れていた。



『冬可、…さっきから変だよ?』



何かしたのかと思い記憶を辿るが、これと言って心当たりはない。



『とおーかー?』