『……は、はい!!!!』 急に紡がれたあたしに対しての言葉に、予想外に声が裏返ってしまった。 …恥ずかしい。 「…ハハ、リラックスしてください。」 『…はい。(苦笑)』 ……笑われた。 「じゃあ、凛々さんとは解消したいんだな?」 「ああ」 ……え、なんで分かるの? 親子の力、ってヤツ?? 「…分かった。……おい、ここにアレを」 『………』 急に低くなった"おじいさま"の声に、ビクッ…となる。 "おじいさま"に命令されて側近の人が持ってきたのは、数枚の書類。