あたし達に向かって歩いて来た恭哉と舞は、照れ臭そうに、繋いだ手を後ろに隠している。 さっき、冬可が言った[――…恭哉も舞ちゃんのこと、好きだって言ってたけど]この言葉があったから、あたしは安心してふたりを待つことが出来た。 そして今、その言葉の通り、恭哉と舞は手を繋いでいる。 嬉しさのあまり、あたしは舞に飛び付いた。