―――――… ―――… 『冬可、そろそろ…』 「…あぁ、そろそろだな」 "そろそろ"くる頃だと思い、冬可に声を掛けると、同じことを思っていたみたいで…。 ふたりして外に出た。 暫く、外にいる子と談笑して待っていると――… 「桃、」 …――手を繋いだ、舞と恭哉が歩いてきた。