もうどうにでもなれと思った。
生徒会長を吹っ飛ばすつもりで走ろうと思った。
息が苦しい。
でも足が止まらない。
くたばれ生徒会長!!
ギュッと目を閉じて、あたしは道を塞ぐ生徒会長へと突っ込んで行った。
そして訪れる衝撃――――…
…――――は、なかった。
「ふぐぉ!?」
次の瞬間。
あたしはマンガチックにずっこけた。
《間に合ったみたい。お疲れ様〜。》
カスミの声を伝えるケータイは、あたしの手から離れて床をスライディング。
いつのまにか廊下の絨毯は古い木目に変わっていて、いまだに床に四つん這いのあたしはちんぷんかんぷん。
あれ?
ゴーストスクールは?
生徒会長を吹っ飛ばすつもりで走ろうと思った。
息が苦しい。
でも足が止まらない。
くたばれ生徒会長!!
ギュッと目を閉じて、あたしは道を塞ぐ生徒会長へと突っ込んで行った。
そして訪れる衝撃――――…
…――――は、なかった。
「ふぐぉ!?」
次の瞬間。
あたしはマンガチックにずっこけた。
《間に合ったみたい。お疲れ様〜。》
カスミの声を伝えるケータイは、あたしの手から離れて床をスライディング。
いつのまにか廊下の絨毯は古い木目に変わっていて、いまだに床に四つん這いのあたしはちんぷんかんぷん。
あれ?
ゴーストスクールは?