12月。

冬休みに入り、あたしは相変わらず毎週毎週飲み会の日々がつづいていた。とにかく1人で夜を過ごすことがいやで誰かといたかったから。


そんなある日。

あたしの友達のゆうながその飲み会で彼氏ができた。

でもあたしは正直その2人を幸せそうだとは見えなかった。
そのゆうなは、他に好きな人がいるのにゆうとという、2つ上の先輩と
付き合った。あたしにはわからなかった。


あたしの中でゆうとは、歳も近いこともあり、とても話しやすくて
別に恋愛対象に入るわけではなかったけど、過去話もしたりしてたから、
すごく一途なんだなと思っていた。

なのになんでゆうななんかと、とかも思ったりもしていた。