Monsoon Town

あまりの痛さに、ひまわりは思わず顔をゆがめた。

「僕よりも、そんなに陣内ってヤツの方がいいのか?

あきらかに年が上だろ?

その陣内ってヤツがロリコンにしか見えねーよ!」

「やめて、陣内さんのことを悪く言わないで…!」

「黙れ!」

強い口調で言われたのと同時に、つかんでいる肩にもますます力が入った。

このまま抵抗するのは無理だと、ひまわりは思った。

「ミユは僕のものなんだろ?

僕から離れられないんだろ?」

日高の問いに、ひまわりは首を横に振った。

「――もう、わたしは彰久のものじゃない…」

「黙れ!」

「いい加減にしろ!」