「んっ…は……ぁ……」
ちょ、苦し過ぎるから!!
ようやく離れた唇。
『紀衣相手だと自分のコントロール出来なくなるんだよ。好きすぎて、どうにかなりそうだ。…めちゃくちゃにしてやりたくなる。』
「あたしだって、俊也くんのこと、好きすぎてどうにかなりそう。…めちゃくちゃにして?」
すっごい恥ずかしいけど、どうしても俊也くんに言いたかった。
『…可愛いすぎ。もう知らねぇから。俺を煽った紀衣が悪い。お望み通り、めちゃくちゃにしてやるよ。』
直哉くんはあたしを抱き上げた。
想いが繋がった2人の夜は、まだ始まったばかり…
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「大好き…」
『俺は、愛してるよ…』
FIN