直『よし!じゃぁ15日は紀衣の家な!!』



佑実と直哉くんは誕生日会について色々話してる。


あたしはただぼーとその2人の姿を眺めながら、あぁ、部屋片付けなきゃな〜とか思っていると隣から声がした。



『ごめんな?』



振り向くとそこには何だか申し訳なさそうにしている俊也くん。


「何が?」



ごめんな?



『いや、俺の誕生日…紀衣の家行くこととかなって。』



そんなこと…



「全然大丈夫だよ?ただ狭いから少し窮屈かもしれないけどね。それに、俊也くんの誕生日皆でお祝いしたい。楽しみよ?」



『あぁ、ありがとな。』



そう言って、俊也くんは笑った。