教え子の甘い誘惑

彼のキスは、まだ正直慣れない。

数え切れないぐらい、キスをしたのに…まだ心臓に悪いキスだ。

「…でもそういうあなただって、女子生徒の間ではウワサになっているわよ」

「だからオレは美咲以外興味が無いって。勝手に言っているだけだろう? 美咲も気にしないでよ」

「してないわよ」

「ウソ。もしかしてヤキモチ焼いた?」

ニヤニヤ笑う彼の顔に腹が立って、思わず眉をひそめる。

「だからしてないってば!」

「してなきゃそんなこと、言い出さないよ。フツー。オレのことが気になっている証拠だよ」

「自意識過剰よ」

「かもね。オレ、美咲のことになるとおかしくなるみたいだから」

「自覚があるなら、抑えてほしいわ…。こっちの身が持たなくなる」

「そうなったらオレがずっと面倒を見てあげる」