教え子の甘い誘惑

「なっ何をっ…」

「そういうウブなところも良いなぁ」

うっとりした顔をしないでっ!

カーッと頭に血が上る。きっキスされた! 年下の、しかも教え子にっ!

「センセ、彼氏いるの?」

「いっいるワケないでしょ? 教育に全てをかけているんだから!」

「ホント、教師の鑑だね」

彼は立ち上がり、アタシの正面に立った。

「こっ来ないでよ!」

壁伝いに逃げようとしたけれど、彼の両手が壁につき、アタシを閉じ込めた。

「―逃げないでよ、センセ。コレでもマジなんだからさ」

そう言う彼の顔は照れている。

ほっ本気でおもちゃ扱いされてる!?

「本気でセンセのこと、欲しいんだ。オレのものになってよ。大事にするからさ」