触れられた頬は熱く、ひんやりとしたユウキの手が心地よかった。
「キス、してもいい?」
気持ち悪かったら言って、と揺れた瞳がなんだか愛おしいくて、
俺はユウキの手を包むように自分の手を重ねながら、
そっと唇を寄せた。
絡めあう感情と、ざわつく鼓動に不快感はない。
唇から伝わる熱は、俺の本能を昂らせていく。
それはユウキも同じだったらしく、洩れる吐息が深みを増す。
潤んだ瞳ごと抱き締めた。
しなやかな長い指が、するりと俺の制服ネクタイを外す。
器用にボタンを外していく中、俺もユウキのネクタイを外してボタンに手をかける。
自分でやるのとは違い、だいぶやりにくい。
それでもなんとか外し終えると、首筋に軽く口づけた。



