【BL】BLOVED



ハッと我にかえって慌てて手を引っ込める。


その手を掴むユウキ。


「つかまえた」


ふわっと笑むユウキの瞳は、吸い込まれそうな煌めきを放つ。


紡ぐ唇の動きは妖しくて、俺を誘うように艶めいていて。


カラダの中心がドクンと脈打った。


「ユウ、キ……?」


呟くように微かに呼んだ名前に、反応を返すかのように、

優しく、愛おしそうに、

ユウキが笑う。


「カズヤ。今日、暇?」


紡がれた言葉に、俺は熱に浮かされたように頷いた。