カトリックでもプロテスタントでもない、
だけどそんなの今は重要じゃない、この際関係ない。
俺の脳裏を過った言葉はそれだったんだ、仕方ないだろ。
それよりもまずあれだ、この俺の目の前で首を傾げて上目遣いして、潤んだ瞳を向けて少し唇を開いたコイツ。
コイツをどうにかしないと、俺の理性がどうにかなりそうだ。
そんな俺のタガなんかに構うわけもなく、ユウキは続きの言葉を吐き出した。
「オレは、触れたいと思うんだよね……」
それはさっきの女の子にだろうか。
そうだよな、守りたくなるような小動物みたいな女の子だった。
ユウキが言ったんじゃなければ、親身に考えたろう。
ユウキじゃなければ。



