【BL】BLOVED



小柄なユウキに似合う、ちんまりとした雰囲気の、可愛らしい女の子だった。

ひらひらとしたスカートとか似合いそうな。


昨夜、彼女はなんでユウキのところに来たんだろう。

ユウキが呼んだんだろうか。

そして、ヤったんだろうか。


まあ健全な男子であれば、親のいない部屋で彼女とやることなんざ、ひとつしかないわな。


それは当然の摂理であり自然の法則でもあると思うのだが、

何故だろう、もやもやする。



「ね、カズヤ」


俺のもやもやとした思考を差し止めるかのように、ユウキが話しかけてきた。


「オレ、魅力ないかな?」


危うくブッと吹き出すところだった。


魅力ないどころか、有りすぎて俺は日夜困っているんだが。


しかしそんなことは言える筈もなく、当たり障りない答えを探す。


「なんの魅力だよ」


男としての魅力、人としての魅力、高校生としての魅力……とにかく色々あるだろ。


「触れたい、とかさ」


ジーザス。