心の中で次会ったときは足腰立たなくなるぐらいしばく。


と思いながら。


少年は滅びゆく世界へ繋がる光るドアを見ながら


あーあ、彼ら絶対怒ってるだろうなぁ。だって道がなくて落ちるってことすっかり忘れてて言わなかったんだもん。


けど、あの人には伝えたし、いいかな。


落ちてる途中だったから聞こえてなかったかもしれないけど。


と苦笑している。


そう、あいるが怒ってたのは自分を巻き込んでごめんの方じゃなくごめん、忘れてた。下へ落ちるからの注意を落ちてる途中で言われたからだった。




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