梯子をつたってシンシの背中に登り、保管してあったカードを取り出す。 彼の背中には椅子だけではなく、どうやって取り付けたのか、カードを挟めておくスペースまで設置されていた。 『シンシも可哀想に…。勝手に背中を改造されて…。』 「万年筆が椅子の横に付いております」 書く物は無いかと質問する葉瑠も葉瑠だが、一体どこまで改造するつもりなか。しかも、15センチの人間に合う万年筆など見たことがない。 「じゃあ、さくらのケアをしたいときは、尻尾に注目と…」