おにんぎょさん



顔色は元に戻り、
頬はまた夕日に照らされ赤く染まっていた。


[ね、真子ってきれいな顔してるよね]


さっき顔を近づけた時そう思ったんだ。と莉子は付け加えた。


[そう?そんなことないけど…]


[なんか、お人形さんみたい♪]

お人形さんみたい、
それは本心と彼女の機嫌取り…両方の意味で伝えた。