「なんで、今そんなこと言うんだよ。」 素っ気ない言い方だった。 これ以上の事を言うと…… 「えっ……だって…「ガラッ」」 病室のドアが開く。 「龍樹くん。明曰、退院してもいいそうよ。」 看護師さんがそう微笑んで言った。 きっと真奈美はこの言葉をなにより望んでたんだろうか……… 「いいなぁーっ。私も~♪」 「真奈美ちゃんは検査とかあってダーメ。」 ……ものすごく明るい声だったけどやっぱりあきらめの声が混じっていた。 「またすぐ来るよ。きっと。」 「えー、すぐっ!すぐだよ??」