直撃していたら、翼さんは絶対に助からなかっただろう。
「おい、ワイヤーが切れてる!?」
ライトを見たスタッフの1人が大声をあげた。
「いや、固定用のテープが切れたんだ!」
「なんでそんなもんが切れるんだよ!」
どうやら、あり得ない事が起きたらしい。
「いったいどうなってるんですか!」
杉田さんがそばにいた永岡監督を怒鳴りつけた。
「こないだからこんなことばかりですよ!うちのタレントにもしもの事があったらどうしてくれるんだ!?」
杉田さんは物凄い剣幕で怒鳴り続ける。
永岡監督をはじめとするスタッフは、皆圧倒されていた。
「あんたらじゃ話にならん!プロデューサーはどこですか!」
弱小プロだなんだかんだ言ってても、言うべき時には言う。
スターを守る人は違うなと、変に感心していると
「カホ、ちょっとこい」
達郎兄ちゃんがあたしたちに向かって手招きをした。
「翼さんを楽屋に連れていってくれ」
「おい、ワイヤーが切れてる!?」
ライトを見たスタッフの1人が大声をあげた。
「いや、固定用のテープが切れたんだ!」
「なんでそんなもんが切れるんだよ!」
どうやら、あり得ない事が起きたらしい。
「いったいどうなってるんですか!」
杉田さんがそばにいた永岡監督を怒鳴りつけた。
「こないだからこんなことばかりですよ!うちのタレントにもしもの事があったらどうしてくれるんだ!?」
杉田さんは物凄い剣幕で怒鳴り続ける。
永岡監督をはじめとするスタッフは、皆圧倒されていた。
「あんたらじゃ話にならん!プロデューサーはどこですか!」
弱小プロだなんだかんだ言ってても、言うべき時には言う。
スターを守る人は違うなと、変に感心していると
「カホ、ちょっとこい」
達郎兄ちゃんがあたしたちに向かって手招きをした。
「翼さんを楽屋に連れていってくれ」


