いじめ【嫉妬】

「じゃあ1人1人、順番にむこうに向かって

バク転していこうか」

できない人は見学でね、とそう言いながら

先輩は言った。 

「じゃあ、はい、ユリちゃん先にどうぞ」

先輩に突然そう言われて、戸惑いながらも

「はい」

と言った。

よし…行くぞ

「ダンッダンッ…」

後ろから、おおーっと歓声の声が聞こえた。

ちょっと照れちゃったけど、またこうやって

みんなの中心にもどれたことが実感できて

なによりうれしかった。

その時。

ガッ

何かにぶつかって、足がからまった。

ちょっ…!

「花音ちゃんまだだよ! 」

先輩の声が聞こえる。

ドタッ

あたしはそのまま倒れてしまった。

首と手首に激痛が走る。

「大丈夫?! 」