「ちょー誘われてる。」

…は?

「俺もう限界なんだけどね?
君に手出したらあいつがさ、
起こるから。」

は、あいつ?

「わかってくれ!!
ここにいたらいますぐ君を
押し倒してしまいそうだ!!」

そういって風のように
保健室から、逃げてった獲物。

あ、なに?失敗?これ。

え、失敗?
嘘でしょ。
…認めたくねえっ!!
すっげえ屈辱なんですけど。

……って、
ほんとにこんな事しか
考えてないな、あたし。